🌱 窒素ってなに?
- 植物を育てるうえで一番大事な栄養(肥料の成分)。
- 別名「元気のもと」。
- 足りないと成長が止まり、葉っぱが黄色くなって元気がなくなる。
🌿 窒素のはたらき
- 葉っぱや茎の成長
- 葉の緑色(クロロフィル)を作る材料。
- 光合成でエネルギーを作る力になる。
- 体を動かすための材料
- アミノ酸 → タンパク質のもと。
- 植物の「筋肉みたいな役割」。
- 遺伝子や酵素にも使われる
- DNAやRNAを作るのにも必要。
🟢 足りないとどうなる?
- 成長が止まる
- 葉っぱが黄色くなる(チッ素不足のサイン)
🔴 多すぎるとどうなる?
- 葉ばかり茂って実や花がつかない
- 味が悪くなる(水っぽい、苦いなど)
- 病気や虫に弱くなる
これを「徒長(とちょう)」といって、ひょろひょろ伸びすぎる状態になる。
🍅 作物ごとのポイント
- 葉物野菜(ほうれん草・キャベツなど)
→ 初期にしっかり窒素!ただし最後にやりすぎると味が苦くなる。 - 果菜類(トマト・ナス・キュウリなど)
→ 長く収穫する作物は、最後まで少しずつ与える。
→ スイカやメロンのように一度だけ収穫する作物は、収穫前は窒素を切って味を良くする。 - イモ類(じゃがいも・さつまいも)
→ 初期にだけ窒素を与えて、後半は少なくする。 - 果樹(リンゴ・ブドウなど)
→ 冬に与えて、春に備える。
→ 落葉するときに窒素を枝にため込み、翌年の成長に使う。
✅ まとめ
- 窒素は「植物の元気のもと」。
- でも「多すぎても少なすぎてもダメ」。
- 作物の種類や時期に合わせてバランスよくあげることが大事。
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